行方不明・失踪

「山の洞窟に、なぜかイチジクが1本」1974年に消えた3人を37年後に見つけたのは木の根だった

2011年、地中海に浮かぶキプロス島の山中で、ひとりの研究者が一本の木の前で足を止めた。イチジクの木だった。実のなる、どこにでもある木だ。ただ、そこにあることがどうにも解せなかった。岩がちで標高のあるその一帯に、イチジクは他に一本も見当たら...
未解決事件

【1964年】呼び鈴に応答なし、中では大音量のクラシック——16歳の少女が殺された昼下がり

1964年12月28日、アメリカ・オハイオ州のクリーブランド郊外。両親が仕事に出た平日の昼下がりに、16歳のベヴァリー・ジャロシュは友人と買い物へ出かける支度をしていた。約束していた友人が家の呼び鈴を鳴らしたのは午後1時25分。応答はなく、...
行方不明・失踪

【2020年】兄弟のブーツはサイズが一つ小さかった——ろうそくを灯したまま消えた15歳

2020年12月10日の朝、アメリカ・オクラホマ州スティルウェル※の田舎道に、15歳の少年がひとりで立っていた。午前7時54分、近くの防犯カメラがその姿を記録している。黒いスウェットシャツに白っぽいスウェットパンツ、足元は兄弟のハイキングブ...
未解決事件

【1989年】「張り込みの間だけ何も起きなかった」七年間通報を続けた看護師——評決は今も不詳

カナダ・バンクーバー近郊で、一人の看護師が七年にわたって被害を訴え続けた。無言電話、割られた窓、飼っていた動物への被害、家に入り込まれた形跡。警察は何度も張り込みをし、電話に逆探知をかけ、彼女には携帯できる警報装置まで渡された。それでも加害...
未解決事件

【2015年】「翌朝、棺は空だった」告別式のあと消えた25歳の遺体、10年以上見つからない

2015年8月16日の朝、テキサス州サンアントニオの葬儀場で、出勤してきた職員が異変に気づいた。前日に告別式を終え、火葬を待つはずだった棺が——空だったのだ。蝶番がひとつ壊れ、遺体を載せていた台は、出入口の近くで不自然な向きにひっくり返って...
行方不明・失踪

【2024年】口論のあと歩いて家を出た31歳——車を残し、4日後に一度だけ名乗った女性

2024年2月25日の夕方、アメリカ・ワシントン州の、見渡すかぎり畑しかない一帯に建つ一軒家から、31歳の女性が歩いて出ていった。玄関先の防犯カメラは、彼女が足早に、ひとりで敷地を離れる姿を記録している。私道には彼女自身の車が停まったままで...
未解決事件

【2014年】「目から口まで黒いテープが巻かれていた」軍の島に流れ着いた女性、死因すら不明

イングランド南東部、テムズ川の河口に、フォルネス島※という平たい島がある。地図の上では本土のすぐ隣だ。それでも簡単には渡れない。島と陸のあいだには「ブラックグラウンド」と呼ばれる、足を吸い込む泥の帯が横たわっている。行く手段は船か、あるいは...
都市伝説・陰謀

【1718年】「白く、胸まで届く黒い髭の男たちが毎年海から来た」大陸を歩いた男の証言

1718年、フランス領ルイジアナ。ミシシッピ川のほとりで、ひとりのフランス人入植者が老人の話を書き取っていた。老人の名はモンカシュト・アペ。ヤズー族※の男で、若い頃に「自分たちはどこから来たのか」を確かめるためだけに、二度にわたって北米大陸...
行方不明・失踪

【2023年】「午前3時の倉庫で誰かと映っていた」22歳起業家の失踪——9日後に他人が停めた車

2023年6月3日の午前3時ごろ、カリフォルニア州オレンジ市にある倉庫の防犯カメラが、22歳の青年の姿をとらえていた。彼は誰かと一緒だった。医療用大麻※の会社を立ち上げようとしていたニハール・メータさんの、確認できる最後の姿である。携帯電話...
未解決事件

【2005年】20年後に名前が出た犯人は、11年前にもう死んでいた——イーストボーンの海辺の事件

2005年2月、イングランド南東部の海辺の町で、路上で暮らしていた一人の女性が殺された。犯人のDNAは事件直後の段階で採取されていた。にもかかわらず、国が管理する捜査用データベースを何度検索しても、一致する人物は最後まで出てこなかった。捜査...