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未解決事件

【1873年】カンザスの宿屋で旅人が次々消えた——果樹園を掘ると遺体、一家は既にいなかった

カンザス州の草原に、ぽつんと建つ一軒の小屋があった。表には「Grocry」と綴りを間違えた看板が下がっている。中に入れば、コーヒーとベーコンとコーンブレッドの夕食にありつけ、床に寝床を広げて一晩泊まることもできた。地元の店主たちは、西へ向か...
未解決事件

【2001年】「森に残されていたのは車と犬だけ」——スコッツデール一家殺害、25年途切れた足取り

2001年4月10日の朝、米アリゾナ州スコッツデールの住宅街で、一軒の家が跡形もなく吹き飛んだ。がれきの下から見つかったのは、メアリー・フィッシャーさんと2人の子どもだった。3人は爆発の前に刃物で命を奪われており、家は意図的にガスへ引火する...
行方不明・失踪

【1988年】「完璧に駐車された車」だけが残った——夕日を見に出た74歳の元外交官はどこへ

1988年2月3日の夕方、スペイン南部の高級リゾート、マルベーリャ※。74歳の男性が、いつもと同じように夕日を見るための散歩へ出かけた。デンマーク外務省で40年以上を過ごし、ボリビアからホンジュラスまで各地に大使として赴任した元外交官である...
行方不明・失踪

【1987年】男性が持っていた婦人科の予約票——500キロ先の医院、日付は死の1か月前

1987年6月22日、フロリダ州ジャクソンビルの市街地を流れる細い水路から、腐敗の進んだ男性の遺体が引き上げられた。身元を示すものは、何ひとつ出てこなかった。財布もない。身分証もない。鍵もない。ポケットに残っていたのは、現金85セントと、一...
未解決事件

【1952年】「玄関の扉が押し返してきた」——ポケットを全部裏返された便利屋の死

1952年12月14日、日曜の朝10時ごろ。アメリカ・インディアナ州インディアナポリスで、53歳のメイベル・ゴードンは知人の家の玄関前に立っていた。庭木の剪定を頼んでいた便利屋を迎えに来ただけの、なんでもない朝のはずだった。ところが外扉を押...
行方不明・失踪

【1972年】入れ歯に刻まれた名前だけが残された——半世紀身元が分からないままの女性

1972年5月7日、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア。焼け落ちたまま放置されていた建物の中で、一人の女性が遺体で発見された。死因は絞殺による他殺。だが、この事件が半世紀たっても語られ続けているのは、犯人が捕まっていないからだけでは...
行方不明・失踪

【2014年】「林道の終点に車だけが残されていた」蛇よけブーツを置いて消えた21歳の行方

2014年10月20日の夜、オーストラリア・シドニー郊外のホームセンターの防犯カメラが、21歳の青年を最後に映していた。友人と一緒に、買ったばかりの木材を返品している——それだけの、何の変哲もない映像だった。その4日後、家族は彼の車を見つけ...
未解決事件

【1984年】医者にかからず曲がって固まった右脚、合わない革靴——木の下の白骨は誰なのか

1984年9月30日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州クロフトン※の林で遊んでいた子供2人が、一本の木の下で白骨化した男性を見つけた。かたわらに残されていたのは、ボルトアクション式の.22口径ライフル、眼鏡、歯ブラシ、髭剃り道具、タイメッ...
行方不明・失踪

【1989年】「ナンバーはLKH920」——数分で警察に届いた番号、37年たっても消息が分からない

1989年3月16日の午後3時ごろ、米テネシー州チャタヌーガ※の坂道で、ひとりの女性が丘の上を見上げた。下校中の少女が道を歩いている。その半ブロック先が、少女の家だった。次の瞬間、路肩に停まっていた車から人が飛び出し、少女を車内に押し込んで...
行方不明・失踪

【1996年】雪の朝、4キロ先の職場へ向かった男性が車ごと消えた——30年動かない事件

人が消えるのと、車が消えるのは、まったく別の話だ。人はどこかへ歩いていける。だが1トンを超える金属の塊は歩かない。誰かが動かすか、どこかに埋まるか、沈むかしかない。それでも米メリーランド州ボルチモア※には、車ごと消えたまま30年見つかってい...