2026-08

未解決事件

【1972年】「証拠はないが、私は確信している」——判事の一言で名士が3か月投獄された事件

1972年の春、フランス北部の炭鉱町で15歳の少女が殺された。犯人はいまも分かっていない。それなのにこの事件は、フランスでは「報道による裁判」の教科書的な事例として記憶されている。捜査を指揮した予審判事※が、凶器も目撃者も物証もないまま、町...
行方不明・失踪

【2004年】息子を母親に渡した15分後の通話を最後に、アイダホの父親は車だけを残して消えた

2004年12月、アメリカ・アイダホ州ボイシ※。35歳の男性が、ファストフード店の駐車場で息子を母親のもとへ送り届け、自宅へ向けて車を走らせた。携帯電話の最後の記録は午後7時15分。車はのちに自宅の車寄せに停まった状態で見つかったが、本人は...
行方不明・失踪

【1933年】「日曜には帰る」と母にキスして消えた18歳——90マイル先の基地に着かなかった夜

1933年12月8日の朝、インディアナ州ローガンズポートの家を出た18歳の少年が、90マイル(約145km)先のインディアナポリスに着かないまま消えた。名前はジェームズ・G・シュナイダー。母親にキスをして「日曜には帰る」と言い残し、徒歩で街...
行方不明・失踪

【1983年】解剖で判明した「ロボトミーの痕」——42年間、誰も彼を探しに来ていない

1983年12月23日、ニュージャージー州アトランティックシティ。ドアも窓も外され、吹きさらしになった空き家の二階で、ひとりの男性が冷たくなっていた。50代とみられる白人男性。歯は一本も残っておらず、白髪まじりの豊かな顎髭をたくわえていた。...
未解決事件

【2003年】ETCがあるのに現金レーンで券を取り続けた連邦検事、22年後に公開された検死報告書

2003年12月3日の深夜、米メリーランド州ボルチモアの連邦裁判所から、一人の連邦検事補※が誰にも告げずに姿を消した。その日は自分が担当する麻薬事件の公判初日で、直前まで司法取引※の書面を書き直していた。翌朝、彼はペンシルベニア州の農村部を...
行方不明・失踪

【2025年】「もう寝るね」と言って階下へ降りた夜——翌朝21歳は家のどこにもいなかった

2025年3月30日の夜、アメリカ・ワシントン州アーリントン。21歳のジョナサン・ホアンさんは、ランニングマシンで走っていた父親に「もう寝るね」と声をかけて階下へ降りていった。それが家族が見た最後の姿だった。翌朝、彼は家のどこにもいなかった...
未解決事件

【1873年】カンザスの宿屋で旅人が次々消えた——果樹園を掘ると遺体、一家は既にいなかった

カンザス州の草原に、ぽつんと建つ一軒の小屋があった。表には「Grocry」と綴りを間違えた看板が下がっている。中に入れば、コーヒーとベーコンとコーンブレッドの夕食にありつけ、床に寝床を広げて一晩泊まることもできた。地元の店主たちは、西へ向か...
未解決事件

【2001年】「森に残されていたのは車と犬だけ」——スコッツデール一家殺害、25年途切れた足取り

2001年4月10日の朝、米アリゾナ州スコッツデールの住宅街で、一軒の家が跡形もなく吹き飛んだ。がれきの下から見つかったのは、メアリー・フィッシャーさんと2人の子どもだった。3人は爆発の前に刃物で命を奪われており、家は意図的にガスへ引火する...
行方不明・失踪

【1988年】「完璧に駐車された車」だけが残った——夕日を見に出た74歳の元外交官はどこへ

1988年2月3日の夕方、スペイン南部の高級リゾート、マルベーリャ※。74歳の男性が、いつもと同じように夕日を見るための散歩へ出かけた。デンマーク外務省で40年以上を過ごし、ボリビアからホンジュラスまで各地に大使として赴任した元外交官である...
行方不明・失踪

【1987年】男性が持っていた婦人科の予約票——500キロ先の医院、日付は死の1か月前

1987年6月22日、フロリダ州ジャクソンビルの市街地を流れる細い水路から、腐敗の進んだ男性の遺体が引き上げられた。身元を示すものは、何ひとつ出てこなかった。財布もない。身分証もない。鍵もない。ポケットに残っていたのは、現金85セントと、一...