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「警察は凶器の銃を父親に返していた」1991年オースティン少女4人殺害に浮かんだ連続殺人犯

「警察は凶器の銃を父親に返していた」1991年オースティン少女4人殺害に浮かんだ連続殺人犯 未解決事件

1991年、米テキサス州オースティンのヨーグルト店で、まだ10代の少女4人が命を奪われた。閉店後に放火されて発覚したこの事件は、誤認逮捕と冤罪を生みながら30年以上も真犯人にたどり着けず、アメリカで最も有名なコールドケースのひとつとして語り継がれてきた。

※ コールドケース:捜査が行き詰まり、長期間未解決のまま残された事件のこと。

ところが2025年から2026年にかけて、事態は一気に動く。決め手になったのは、はるか遠いケンタッキー州で1998年に起きた別の殺人事件の弾道証拠とDNAだった。二つの事件は、一人の連続殺人犯の名前で静かに結びついた。

事件の概要

🗓️ 発生日:1991年12月6日(オースティン)/1998年11月7日(ケンタッキー)

🌫️ 場所:テキサス州オースティンのヨーグルト店、ケンタッキー州レキシントンの補聴器センター

👤 被害者:10代の少女4人(オースティン)/リンダ・マリー・ラトリッジさん(43歳・ケンタッキー)

🔍 状況:いずれも閉店後の店舗で被害者が殺害され、犯人は証拠隠滅のため放火

🕯️ 結末:2025〜2026年、DNAと弾道証拠が連続殺人犯ロバート・ユージーン・ブラッシャーズに一致

1991年のオースティン事件は、地域社会を震撼させた。閉店後のヨーグルト店が火に包まれ、その中から幼い被害者たちが見つかったという事実は、長く街の記憶に残り続けた。捜査は早い段階から迷走し、複数の男性が容疑者として浮かんでは消え、やがてアメリカ全土に知られる未解決事件となった。一方、1998年にケンタッキー州レキシントンで起きたラトリッジさん殺害は、27年ものあいだ手がかりを欠いたまま眠っていた。誰も、この二つの事件が一本の線でつながるとは思っていなかった。

判明している事実

二つの事件を結んだ一発の銃弾
2025年7月、オースティン市警はラトリッジさん殺害現場に残されていた銃弾を全米統合弾道情報ネットワーク(NIBIN)に照会し、オースティン事件の銃弾と一致することを突き止めた。さらに同年9月、現場のDNAが連続殺人犯ロバート・ユージーン・ブラッシャーズのものと一致した。

※ NIBIN:全米の銃器・銃弾の発射痕データを蓄積・照合する米国の弾道情報システム。異なる事件の銃弾が同じ銃から発射されたかを判定できる。

薄気味悪いほど一致する手口
オースティンのヨーグルト店も、ケンタッキーの補聴器センターも、いずれも営業を終えた店舗が舞台だった。被害者は頭部を銃で撃たれ、性的暴行を受け、そして犯人は証拠を消すために店舗へ火を放っている。手口の符合が、二つの事件を同一犯の犯行だと裏づけた。

テストもされず本人に戻された凶器
当時、ブラッシャーズが所持していた拳銃は鑑定されないまま父親に返却され、父親はそれを本人に返していた。後の捜査で、この銃こそオースティンとケンタッキー両事件の凶器であり、1999年に彼が自ら命を絶った際に使われた銃でもあったことが分かっている。

冤罪と、提出されなかった薬莢
オースティン事件では4人が逮捕され、うち2人が有罪判決を受けて数年服役したが、2004年のDNA鑑定で関与が否定され釈放された。現場では口径の異なる2丁の銃(.22口径と.380口径)が使われており、.380口径の薬莢が長年NIBINに登録されないままだった。2024〜2025年の再捜査でようやく照会され、ケンタッキー事件と結びついた。

4州にまたがる8人の犠牲者
ブラッシャーズはテキサス、ミズーリ、サウスカロライナ、そしてケンタッキーの4州で計8人の殺害に関与したとされる。1985年にフロリダで女性を銃撃して服役したが、3年半で仮釈放されていた。彼の遺体から採取されたDNAが2010年代後半にCODISに照合されたことで、過去の事件との突き合わせが始まった。

※ CODIS:FBIが運用する米国の統合DNAデータベース。犯罪現場や受刑者などのDNA型を登録し、未解決事件との照合に使われる。

主な仮説

仮説1:まだ各地に未発見の被害者がいる

ブラッシャーズは1985年以降、刑務所を出ている短い期間のたびに各地で凶行を重ねていた。仕事を転々とし、偽名や盗んだ社会保障番号まで使っていたことから、まだ判明していない被害者が複数いると考える人は多い。一方で、彼の手口は一定せず地理的にも広範なため、立件は容易ではないという慎重な見方もある。

仮説2:なぜ1999年に自ら命を絶ったのか

1992年に捜査の手が迫ったときですら動じなかった男が、1999年の立てこもりではなぜ自殺を選んだのか。単に刑務所に戻るくらいなら死を選んだだけ、という見方と、娘が語ったように当時の精神状態が悪化していたのではないか、という見方が対立している。確たる答えは本人とともに失われた。

仮説3:拳銃こそが最も信頼できる手がかり

DNAが残らない、あるいは劣化した現場でも、銃弾の発射痕は別の事件と結びつく。手口に一貫性がなかったブラッシャーズの場合、むしろ凶器の弾道証拠のほうがDNAより確実に事件をつなぐのではないか、という指摘がある。実際、ケンタッキー事件は弾道の一致から再捜査が動き出した。

仮説4:他の未解決事件との関連

ネット上では、1984年に南部ケンタッキーの湖で見つかった身元不明遺体や、ラスクルーセスのボウリング場大量殺人など、他の未解決事件との関連も取り沙汰されている。ただしいずれも憶測の域を出ず、彼にケンタッキーとの明確な縁がなかったことを踏まえれば、慎重な検証が欠かせない。

海外の反応

1. 謎の名無しさん
ちょうどヨーグルト店事件のドキュメンタリーを観たばかりだった。捜査で疑われた人たちの末路を思うと胸が痛む。ブラッシャーズは4州で8件の殺人に関与したとされている。1999年1月、彼が家族を人質に取って立てこもった末に自殺するまで、あと一歩のところまで迫っていたのが本当にやるせない。

2. 謎の名無しさん(>>1への返信)
自殺したことが何より腹立たしい。卑怯としか言いようがない。被害者の遺族と法廷で向き合うことすらせず、自分だけ楽になって逃げた。

3. 謎の名無しさん
1985年に女性を暴行して頭と首を撃ったのに、たった12年の判決で、しかも3年半で「模範囚」として釈放されていたと知って言葉を失った。あまりに軽すぎる。

4. 謎の名無しさん(>>3への返信)
後に盗難車と拳銃の所持で服役したときのほうが、女性を殺しかけたときより長く刑務所にいたんだよな。価値観が完全に狂ってる。

5. 謎の名無しさん
殺人と殺人未遂で量刑がまるで違う州があるのが理解できない。頭を撃った時点で殺意は同じだろう。生き延びたかどうかは被害者の運でしかないのに。

6. 謎の名無しさん
不謹慎かもしれないが、たとえ自分の手によるものでも、彼が死んでいてくれてよかったと思う。多くの殺人犯が刑務所で何十年も生き続けることを思えばなおさらだ。

7. 謎の名無しさん(>>6への返信)
しかもこの男は一度「模範囚」として娑婆に戻され、同じ手口を繰り返した。釈放の可能性が残るくらいなら、死んでいたほうがマシだったとさえ思う。

8. 謎の名無しさん
忘れちゃいけないのは、警察が鑑定もせずに拳銃を父親に返していたことだ。その銃はケンタッキー事件だけでなく、ヨーグルト店事件の凶器でもあった。

9. 謎の名無しさん(>>8への返信)
え、銃を返したの?頼むから誤報であってくれ…。凶器の可能性がある銃をテストもせずに手元に戻すなんて信じたくない。

10. 謎の名無しさん(>>9への返信)
警察が父親に返して、その父親が本人に渡したんだ。しかも彼が1999年に自分を撃った銃も、結局はその同じ一丁だった。

11. 謎の名無しさん
個人的に一番気になるのは、なぜ彼が1999年に自殺したのかだ。1991年に少女4人を殺した直後、1992年に捜査の手が迫ったときには動じなかったのに、いったい何を恐れたんだろう。

12. 謎の名無しさん(>>11への返信)
正直なんとも言えない。ただ刑務所に戻るくらいなら死を選んだだけかもしれない。娘さんは、当時の父親は精神的にかなり追い詰められていたと話していたそうだ。

13. 謎の名無しさん
ブラッシャーズの足取りを整理すると——1985年フロリダで女性を銃撃、1990年サウスカロライナで殺人、1991年テキサスのヨーグルト店、1998年ミズーリで母娘を殺害、同年ケンタッキーでラトリッジさん、そして1999年に自殺。あまりに多すぎる。

14. 謎の名無しさん
1985年以降、彼が娑婆にいた短い期間はほぼ全部、どこかで凶行を重ねていた計算になる。そもそも1991年にオースティンで何をしていたんだ?ただ通りかかっただけなのか。

15. 謎の名無しさん
娘のデボラさんのインタビューを読んだ。父親はアラバマやアトランタ、アーカンソーで職を転々としていたらしい。だとすると、まだ判明していない事件があと3州ぶんくらい眠っている可能性がある。

16. 謎の名無しさん
これはまだ氷山の一角な気がしてならない。これだけ各地を移動していたなら、彼の足取りと重なるコールドケースがほかにもいくつもあるはずだ。

17. 謎の名無しさん(>>16への返信)
これだけ広い地理にまたがっているんだから、まだ多くの被害者がいる可能性は高い。各機関がDNAや弾道の鑑定費用をきちんと出せば、の話だけど。

18. 謎の名無しさん
ひとつ分からないんだけど、なぜ弾道の一致まで何十年もかかったんだろう?証拠自体は最初から現場にあったはずなのに。

19. 謎の名無しさん(>>18への返信)
現場には口径の違う2丁の銃が使われていたんだ。.22口径は早い段階で照会され、それで4人が誤認逮捕されて2人が有罪になった。2004年のDNAで全員の関与が否定された。問題は.380口径の薬莢が長年NIBINに提出されていなかったこと。2024〜25年にようやく登録したら、ケンタッキー事件と一致した。

20. 謎の名無しさん
彼はまだほかにもやっているはずだが、手口に一貫性がないんだよな。だからDNAよりも、むしろ凶器の弾道のほうが別の事件と確実に結びつく手がかりになるかもしれない。

21. 謎の名無しさん
ヨーグルト店事件が解決したこと自体に驚いている。あれだけ有名な事件なのに、解決の報道がこんなに小さかったのが信じられない。

22. 謎の名無しさん(>>21への返信)
ロングアイランド連続殺人事件との違いだと思う。あちらは生きた容疑者を逮捕して、その顔を見られた。ブラッシャーズは死んでいるから、どこか肩透かしを食らった気分になるんだ。

23. 謎の名無しさん
私はリンダ・マリーさんに顔立ちが似ていて、1998年当時、彼女が発見された場所からほんの一区画のパブによく通っていた。犯人がブラッシャーズだったと知って、体が震えるような感覚に襲われた。

24. 謎の名無しさん
私はつい1時間前まで、まさにそのレキシントンの建物の中にいた。これが解決したなんて信じられない。何年経っても真相が分かる可能性はあるんだと教えられた気がする。

25. 謎の名無しさん(>>24への返信)
奇遇だな、私も今日その建物の中に入ったばかりだ。彼がここで犯行に及んだことに驚いている。ケンタッキーには縁がなさそうな男なのに、なぜここだったんだろう。

26. 謎の名無しさん
ふと思ったんだが、1984年に南部ケンタッキーの湖で見つかった身元不明の遺体とも、彼は関係していないだろうか。場所も時期も妙に引っかかる。

27. 謎の名無しさん(>>26への返信)
もし本当にケンタッキーに縁がなかったのなら、なおさらどうやってこの土地にたどり着いたのかが謎だ。行きずりの被害者ほど、つながりを追うのが難しい。

28. 謎の名無しさん
彼はもっとやっていると思う。ラスクルーセスのボウリング場大量殺人もそのひとつじゃないかと睨んでいる。当時の犯人の似顔絵の一人に、彼はよく似ているんだ。あくまで私の推測だけど。

29. 謎の名無しさん
偽名を使い、盗んだ社会保障番号を使い、しかも自分自身の死亡記事を地方紙に載せていた——それも最初の逮捕より前にだ。とにかく薄気味が悪い。

30. 謎の名無しさん
無神論者の私が言うのもなんだが、ロバート・ブラッシャーズという男だけは、地獄が本当に存在してほしいと思わせる。

未解決の謎

連続殺人犯の名前が判明し、ヨーグルト店事件は「解決」とされた。それでも、すっきりしない問いはいくつも残っている。ブラッシャーズが本当に手にかけたのは何人だったのか。確認された8人以外にも各地に眠る被害者がいるのはほぼ間違いないが、本人はもういない。なぜ1992年には動じなかった男が、1999年に自ら死を選んだのかも、永遠の謎のままだ。

そして何より重い問いは、防げたのではないかという後悔だ。1985年の事件で相応に服役していれば、凶器がきちんと鑑定されていれば、薬莢が早く照会されていれば——いくつもの「もし」が、4人の少女やラトリッジさんの運命に影を落としている。返却された凶器、見過ごされた薬莢、誤認逮捕された人々。真犯人は分かっても、捜査が積み重ねた取りこぼしまで消えるわけではない。遺族が手にしたのは答えであって、法廷での決着ではなかった。

出典:r/UnresolvedMysteries 元スレ