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【2020年】「最終区間だけ目撃者ゼロ」黒い森で消えた26歳、真っ赤なバックパックが5年見つからない

【2020年】「最終区間だけ目撃者ゼロ」黒い森で消えた26歳、真っ赤なバックパックが5年見つからない 行方不明・失踪

2020年9月、ドイツ南部に広がる「黒い森」の渓谷トレイルを一人で歩いていた26歳の女性、スカーレット・サリースが忽然と姿を消した。経験豊富なハイカーで、目立つ真っ赤なバックパックを背負っていた彼女は、ゴール目前の最終区間でだけ目撃者が一人も現れていない。霧の立ちこめる針葉樹の森には、5年以上の捜索でも彼女の手がかりはひとかけらも見つかっていない。

※ 黒い森(シュヴァルツヴァルト):ドイツ南西部に広がる広大な森林地帯。針葉樹がびっしりと茂り、上空から見ると黒く見えることからこの名で呼ばれる。グリム童話の舞台としても知られる。

事件の概要

🗓️ 失踪日:2020年9月10日

🌫️ 場所:ドイツ南西部・黒い森の長距離トレイル「シュルヒテンシュタイク」最終区間

👤 被害者:スカーレット・サリース(当時26歳)。経験豊富なソロハイカー

🔍 状況:午前にスーパーの防犯カメラに映り、恋人との通話を最後に携帯ごと消息を絶つ

🕯️ 現状:5年以上の大規模捜索でも遺体・遺品は一切発見されず、未解決のまま

スカーレットはドイツ北西部のバート・リップシュプリンゲに一人で暮らし、18歳で実家を出て世界中をソロで旅してきた自立心の強い女性だった。2019年からはギャップイヤーで東南アジアを巡り、ミャンマーで知り合った中国出身の恋人「ジョーイ」との将来も計画していた。

コロナ禍でドイツに戻った彼女は、母とサンティアゴ巡礼路を800km歩くなどハイキングに没頭。その流れで、全長119kmの渓谷トレイル「シュルヒテンシュタイク」を6日かけて単独で歩く計画を立てた。終点まで残り1区間というところで、彼女は消えた。

判明している事実

最後の足取りは午前10時58分
9月10日の朝、彼女は宿を出てスーパーの防犯カメラに10時08分から10時14分まで映り、軽食と水を購入した。その後トレイル入口の公園で恋人ジョーイと10時46分まで通話。10時58分に携帯の最後の通信記録が残り、以後ネットワークから消えた。

最終区間だけ目撃者ゼロ
警察は失踪前5日間すべてについて、トレイル上で彼女を見た目撃者を見つけた。だが6日目・最終区間で彼女を見た人物は一人もいない。好天で人通りも多い日だっただけに、これは極めて不自然で「そもそも最終区間を歩き始めなかったのでは」という説の根拠になっている。

真っ赤なバックパックが見つからない
彼女は遠くからでも目立つ大型の赤いバックパックと、銀色に反射する寝袋マットを持っていた。森の中でも容易に発見できるはずのこれらの装備が、5年以上の徹底捜索でも一切見つかっていない。これが「遭難説」の最大の弱点となっている。

1年後に現れた駐車場の目撃証言
2021年9月、ある女性が「最終区間の3分の2あたりの駐車場で、ターコイズ色のタオルに座る女性を見た」と名乗り出た。その色はスカーレットが持っていたタオルと一致する。だが皮肉なことに、その駐車場のバス路線は当日、道路封鎖のため運休していた。

捜索規模は異例の大きさ
失踪翌々日には山岳救助隊2部隊、捜索犬60頭、サーモグラフィー搭載のヘリとドローン、携帯電波を拾うIMSIキャッチャー搭載ヘリ、200人超の消防団員が投入された。2022年にはテレビ番組での公開捜査で140件超の情報が寄せられたが、決定的な手がかりはなかった。

主な仮説

仮説1:トレイルを外れての遭難・滑落事故

最も自然な説。最終区間は比較的容易とされるが、彼女が用を足すためなどでトレイルを外れ、捜索範囲の外で事故に遭った可能性は残る。過去の死亡事故では遺体発見に半年かかった例もある。ただし、目立つ装備が5年見つからないのは大きな矛盾だ。

仮説2:駐車場で何者かの車に乗せられた

バスが運休と知った彼女が、親切を装った人物の車に乗り、そのまま被害に遭ったとする説。駐車場の目撃証言や「装備ごと消えた」事実とは整合する。一方で、目撃者は1年後に現れたただ一人で、記憶の正確さには疑問も残る。

仮説3:自発的失踪

中国での将来を望みながら叶わず、不満を抱えていたという背景から浮上した説。だが彼女は翌日以降の予定を具体的に立てて何度も確認しており、パスポートも持たず国境も封鎖されていた。警察もこの可能性は低いと判断している。

仮説4:時間の遅れが招いた連鎖的な不運

出発が遅れ、焦りから無理に先を急いだ結果、暗くなった森で道を見失った、あるいは軽い負傷で動けなくなったとする説。最後の通話で「ストレスを感じている様子だった」という恋人の証言とも噛み合う。

海外の反応

1. 謎の名無しさん
あの駐車場で何かが起きたんだ。バスが来ないと知った彼女が、見ず知らずの誰かの車に乗ってしまった——そう考えると全部の辻褄が合ってしまう気がする。

2. 謎の名無しさん(>>1への返信)
同意。悪意を持った人間に拾われたんだと思う。装備ごと消えたという事実が、森の中にはいないことを示している。

3. 謎の名無しさん
最終日の出発がやけに遅かったのが気になる。普段からそうだったのか、それとも何か理由があったのか。もしいつも通りでないなら、トレイルを外れて探索して道に迷った可能性が高いと思う。

4. 謎の名無しさん(>>3への返信)
彼女が普段何時に歩き出していたか、駐車場で何時に目撃されたか、その情報があれば一気に絞り込めるのに。どちらも公表されていないのがもどかしい。寝坊して焦り、無理に急いだ末の事故という線が私の中では一番濃い。

5. 謎の名無しさん
私が引っかかるのは、二区間目で一緒にキャンプした三人の若い男たちだ。直接手を下していなくても、何らかの形で関わっていないとは言い切れないと思う。

6. 謎の名無しさん(>>5への返信)
男たちと一緒にいたから怪しく見えるのは分かるけど、私は違うと思う。最初に会った時に廃プールという人目のない場所まで一緒に行っているんだ。危害を加えたいならそこが絶好の機会だったのに、彼らはそうしなかった。その後も彼女は家族と普通に連絡を取っている。

7. 謎の名無しさん(>>6への返信)
彼らが危害を加えたとは言っていない。ただ何かがあって、恋人が言うような「ぼんやりした気分」になった可能性を言いたいだけ。望まない言い寄りを受けただけでも、人は数日もやもやすることがある。

8. 謎の名無しさん
電話で沈んでいた理由は、単純に出発が遅れて長い一日が待っているのを自覚していたから、というだけかもしれない。熟練ハイカーが暗くなってまで歩き続けるとは思えないんだよな。明るいうちにテントを張るのは野営の基本中の基本だから。

9. 謎の名無しさん
真っ赤なバックパックと銀色のマットが見つからない件について。私は小柄な女で一人で野営する時、用を足すために少し離れる時はあえて目立つ装備を置いて、自分の身を隠すんだ。彼女も一人で目立つ装備を持っていたなら、トレイルを大きく外れた上に装備を木陰に隠した可能性がある。それが発見を難しくしているのかも。

10. 謎の名無しさん(>>9への返信)
これはすごく腑に落ちる視点。出発が遅かったことと組み合わせると、人気の少ない時間帯にトレイルを外れて、最も事故リスクの高い行動を一人で取っていたことになる。死亡を断定はできないけど、いろんな点が一つの方向を指している。

11. 謎の名無しさん
ドイツで本当に迷うような原生林はほとんど存在しない。自然保護区を通るとはいえ、どの地点からでも数km歩けば人家の見える開けた場所に出られるはずなんだ。

12. 謎の名無しさん(>>11への返信)
それでも、起伏のある地形で遺体を見つけるのがどれだけ難しいかを人は過小評価しがちだよ。タニヤ・グレフの遺体は、最後に目撃された場所からわずか数百メートルの市街地で、8年後に発見されている。

13. 謎の名無しさん(>>11への返信)
人間は思っているほどまっすぐ歩けない。長距離では、本人は直進しているつもりでも実際は円を描いて歩いてしまうという研究もある。森ではそれが命取りになる。

14. 謎の名無しさん
ボランティアの消防団として何度か捜索に参加した経験から言わせてほしい。あるケースでは、認知症の方が200人と犬とヘリで2日捜してようやく、何度も捜したはずの隣家の庭で見つかった。別のケースでは、携帯の座標があったのに、誰かが文字通り遺体を踏むまで10時間見つけられなかった。落ち葉に覆われていたんだ。

15. 謎の名無しさん
携帯の最後の通信が10時58分というのが鍵だと思う。最後の通話は無料の公衆Wi-Fi経由のチャットアプリで、だから電波が悪かった。その後トレイルに入って数分で圏外になるのは、あの地域では普通のことだったらしい。

16. 謎の名無しさん(>>15への返信)
だとすると、IMSIキャッチャー搭載のヘリが飛んだのは失踪から3〜4日後。現代のスマホが何日も電波を探し続けた末に、まだ電池が残っていてそれを拾えるとは到底思えない。あの捜索手段は最初から成功率が低かった。

17. 謎の名無しさん
気になったんだけど、彼女はサン・ブラージエンで泊まらず、わざわざバスでトートモースに移動してホテルに泊まり、翌朝またバスで戻って歩き始めている。これって普通なのかな。疲れていたか、軽い捻挫でもしていて、少し快適さを求めたのかもしれない。

18. 謎の名無しさん(>>17への返信)
イギリスでも長距離トレイルは宿から宿へつなぐ歩き方が普通にあるし、大陸でもそう変わらないと思う。コロナの真っ最中だったから、開いていない宿も多かったはず。5泊中3泊は屋根のある部屋に泊まっているし、彼女にとっては珍しい行動でもなかったんだろう。

19. 謎の名無しさん
私も似たような長期ハイクをした経験があるけど、3〜4日野営したら近くの町までバスで出てシャワーとまともなベッドを求めるよ。ドイツの秋に屋外シャワーは厳しいからね。安宿で一泊するのはごく自然な判断だと思う。

20. 謎の名無しさん
人身売買の手口だという声をよく見るけど、この事件にはその特徴が一つもない。白昼堂々、公共の場所から、家族も友人もいる人間をさらうなんて、加害者にとってリスクが高すぎて最も起こりにくい形なんだ。

21. 謎の名無しさん(>>20への返信)
「若くて美しい女性が消えた」というだけで人身売買を持ち出す人が多いけど、実際の被害者の大半は加害者と面識があり、長期間かけて手なずけられている。見知らぬ白いバンに突然さらわれるという話は、ネットの陰謀論が作った幻想に近い。

22. 謎の名無しさん
近くに水辺はないのかな。川や湖があるなら、そこを真っ先に捜すべきだと思う。流れのある水なら遺体はとっくに流されているかもしれないし、湖なら運が良ければまだ見つかる可能性がある。

23. 謎の名無しさん
2024年にこのトレイルを歩こうとしていて、初めてこの事件を知った。実際に現地に着いたら、彼女の行方不明ポスターがまだあちこちに貼ってあって、しかも私たちは女性だけのグループだったから、本当に不気味だった。いつか真相が分かってほしい。

24. 謎の名無しさん
彼女が他人を簡単に信用するタイプだったのか気になる。決して世間知らずではなかっただろうけど、若い女性が一人で電波の届きにくい遠隔地をソロで歩くと多くの人が知っていた状況は、私には恐ろしく感じられる。ゴール目前だったのが余計に切ない。

25. 謎の名無しさん(>>24への返信)
それも全部、ハイキング文化のある国ではごく普通のことなんだよ。人気のトレイルでは一日に何人もすれ違うし、その日に知り合った人と一緒に夜を過ごすことも珍しくない。むしろ誰とも交流しない方が不自然なくらい。統計的にもこの種のハイキングは安全なんだ。

26. 謎の名無しさん
ドイツ人として完全に同意する。アルプスでのソロハイキングの「体感的な危険度」を検証したポッドキャストを聞いたが、結論は、ハイキング中に暴力犯罪の被害に遭う確率は、ただでさえ低い平時のドイツの何倍も低い、というものだった。

27. 謎の名無しさん
駐車場の証言を私はある程度信じている。バスが来ないという状況だけで、少なくとも三つの不運な分岐が生まれるからだ。長く待った末に暗い中を急いだか、別ルートで車道に出て事故に遭ったか、誰かの車に乗って災難に遭ったか。私は上から順に起こりやすいと思う。

28. 謎の名無しさん(>>27への返信)
二番目の「別ルート」については、あの駐車場から始まる他のトレイルは存在しない。シュルヒテンシュタイクを数百メートル進んでから180度向きを変えないと別の道には出られない構造なんだ。だから車道を歩いたか、車に乗ったかの二択に近い。

29. 謎の名無しさん
彼女がタオルの上に座っていたという細部が引っかかる。水に落ちたか雨に濡れたかして、服が濡れていた可能性はないだろうか。だとすれば低体温症のリスクもある。もっとも当日は雨もなく25度ほどだったというから、その線は薄いかもしれないが。

30. 謎の名無しさん
結局のところ、私たちにできるのは推測だけだ。彼女の人となりも、その日何を考えていたかも分からない。これだけ大規模に捜しても5年以上何も出てこない。家族と友人がいつか確かな答えを得られることを、ただ祈っている。

未解決の謎

この事件が5年以上たっても解けないのは、二つの最も有力な仮説——遭難事故と犯罪——が、どちらも決定的な弱点を抱えているからだ。遭難なら、遠くからでも目立つ真っ赤なバックパックと銀色のマットが、数えきれない捜索でなぜ一つも見つからないのか。犯罪なら、白昼の公共の場所からどうやって痕跡も残さず連れ去ったのか。どちらに傾いても、必ず説明のつかない部分が残ってしまう。

鍵を握るのは、1年後に現れた駐車場の目撃証言だ。もしそれが本当なら、彼女は最終区間の途中までは確かに歩いていたことになる。だが運休したバスを待った彼女がその後どうしたのか——歩き続けたのか、車道に出たのか、誰かの車に乗ったのか——そこから先は完全な空白だ。たった一人の、しかも1年越しの記憶だけが、その空白に橋を架けている。

最後の通話で「ストレスを感じ、集中を欠いていた」という恋人の証言も、出発の遅れによる焦りなのか、前夜の何かなのか、それとも電波の悪さによる誤解なのか、いまもって判然としない。彼女がそもそも最終区間を歩き始めたのかすら、目撃者ゼロという事実の前では確信が持てない。

ゴールまであとわずかだった経験豊富なハイカーが、好天の人通りの多いトレイルで跡形もなく消えた。霧の黒い森は、5年分の問いをいまも飲み込んだまま、答えを返してこない。

出典:r/UnresolvedMysteries 元スレ