2025年7月、カリフォルニア州の小さな町サンフアンバウティスタで、ひとりの男性が忽然と姿を消した。デイビッド・マチャド・ソウザ、60歳。自宅敷地でセルフストレージ※と自動車修理工場を営んでいた彼は、愛犬たちも、車も、商売も——人生のすべてをその場に残したまま消えた。そして捜査員が敷地で見つけたのは、家の外と手押し車に残された血痕だった。彼はどこへ行ったのか。それとも、どこへも行っていないのか。
※ セルフストレージ:敷地や倉庫を区画ごとに貸し出すレンタル収納ビジネス。米国の郊外ではごく一般的な業態。
事件の概要
🗓️ 発生日:2025年7月25日(最後の目撃)
🌫️ 場所:カリフォルニア州サンベニート郡サンフアンバウティスタ、サンフアン・ハイウェイ2000番地区
👤 行方不明者:デイビッド・マチャド・ソウザ(60歳)。白人男性、身長173cm、体重68kg、茶色い瞳、スキンヘッド
🔍 状況:愛犬・車・事業をすべて残したまま消息を絶つ。敷地の屋外と手押し車から血痕が見つかる
🕯️ 発見/結末:現在も行方不明。2025年8月、警察が「事件性が疑われる」と公表
ソウザさんはサンフアン・ハイウェイ沿いの自宅敷地で、セルフストレージのヤードと自動車修理工場を営んでいた。最後に目撃されたのは7月25日。この日、彼は商売の客たちと顔を合わせ、日中には敷地で庭仕事をする姿も見られている。つまり、消える直前まで彼の生活はいつも通りだった。
異変に気づいたのは家族ではなく友人だった。連絡が取れないことを不審に思った友人が、7月29日に行方不明者届を提出。駆けつけた捜査員が目にしたのは、置き去りにされた犬たち、敷地に停められたままの車、そして留守を誰にも頼まれていない商売——まるで人生を丸ごとその場に置いていったような光景だった。
判明している事実
犬・車・事業がすべて残されていた
ソウザさんの愛犬たちは、世話をする者もないまま敷地に残されていた。車も敷地に駐車されたまま。自分の留守中に事業を見てほしいと誰かに頼んだ形跡もない。計画的に出て行った人間の行動としては、あまりに不自然な状況だった。
屋外と手押し車から血痕
捜査員は家の外、そして敷地にあった手押し車から血痕を発見した。血液は鑑定に回されたが、報道時点ではそれがソウザさんのものか、そもそも人間の血なのか動物の血なのかすら公表されていない。
携帯電話は電源が切られた状態
ソウザさんの携帯電話は電源オフの状態と見られている。警察は通話記録、銀行記録、監視カメラ映像を精査し、彼の身に何が起きたのかを示す手がかりを探している。
死体探知犬と地中探査レーダーを投入
複数の捜索令状が作成・執行され、敷地には死体探知犬と地中探査レーダー※が持ち込まれた。注目すべきものが見つかったかどうかは公表されていない。警察は複数の法医学鑑定機関からの結果を待っている段階だという。
※ 地中探査レーダー:電磁波で地面の下を非破壊で調べる装置。遺体や埋設物の捜索に使われる。
警察は「事件性の疑い」を公表
2025年8月、警察はソウザさんの失踪を「不審なもの」と位置づけ、第三者による犯罪が関与している可能性があると明言した。情報提供はサンベニート郡保安官事務所(事件番号BG2500776)で受け付けている。
主な仮説
仮説1:何者かによる襲撃——強盗か、顔見知りか
人里離れた立地で、現金や工具、車両を扱う商売。スレッドでは「強盗に入られ、犯人の顔を知っていたために口封じされたのでは」という見方が支持を集めた。屋外と手押し車に残された血痕は、この説と最も整合的に見える。
仮説2:自発的な失踪——すべてを捨てて新しい人生へ
中年以降の男性が突然すべてを捨てて消え、別の土地で別の人生を送っていた実例は存在する。コメント欄でも有名なロバート・ホーグランドのケースが引き合いに出された。ただし、愛犬を世話の当てもなく残している点と血痕の存在が、この説の大きな壁になっている。
仮説3:敷地内または周辺での事故
庭仕事の最中に事故か急病に見舞われた可能性。ただしその場合は敷地内で発見されるはずで、死体探知犬と地中探査レーダーまで投入した捜索で発見の発表がない以上、単純な事故説は説明力を失いつつある。
仮説4:偽装された「平穏」
犬も車もすべてがそのまま残された、整いすぎた現場。スレッドでは「これは『出て行った人間』の現場というより、『出て行ったように見せる必要があった誰か』の現場に読める」という指摘もあった。あまりに普通すぎる日常の風景そのものが、偽装の痕跡ではないかという見方だ。
海外の反応
1. 謎の名無しさん
ペットの飼い主ってのは、たとえ自分が戻らないつもりでも、世話の当てもなく動物を放置したりはしないものだよ。犬たちがそのまま残されてたって時点で、自分の意思で消えた線はかなり薄いと思う。
2. 謎の名無しさん(>>1への返信)
うちも犬を2匹飼ってるから分かる。一泊の外出ですらシッターの手配やら餌の置き方やらで大騒ぎだ。何年も一緒に暮らした犬を「置いていく」って選択は、よほどのことがない限りあり得ない。
3. 謎の名無しさん
記事は失踪から1か月後の8月のものだけど、その時点でまだ血痕が人間のものか動物のものかすら分かってないって信じがたいな。この人が自分から人生を捨てて出て行ったとは思えない。人里離れた場所に住んでたわけだし、何か突発的なことが起きたんだろう。商売か自宅を狙った強盗で、犯人の顔を知ってたから口封じされた——そんな筋書きが頭に浮かぶ。あとは彼がどこにいるかだ。
4. 謎の名無しさん(>>3への返信)
当局はわざと血痕の鑑定結果を公表してないんだと思う。捜査上の切り札として伏せてるんじゃないか。
5. 謎の名無しさん(>>4への返信)
「誰の血か」を伏せるのは分かる。でも50年以上いろんな事件を追ってきたが、「人間の血か動物の血か」まで明かさないケースは見たことがない。まあ、警察には警察の理由があるんだろう。捜査の内幕を知った気になってるだけで、実際は何も知らないんだけどさ。この事件は追い続けるつもりだ。実に不可解だよ。
6. 謎の名無しさん
「偽装された日常」ってのは、この手の事件で実際に記録されてるパターンなんだよ。すべてが整っていて、動物は残され、車もそのまま。これは「出て行った人間」の現場というより、「出て行ったように見せる必要があった誰か」の現場に読める。
7. 謎の名無しさん
一番引っかかるのは手押し車の血痕だ。地面の血痕なら庭仕事中の怪我って可能性もある。でも手押し車となると、どうしても「何かを運んだ」という想像をしてしまう。鑑定結果が出れば一気に動く事件だと思う。
8. 謎の名無しさん
この事件、ただただ切ない。行方不明に気づいてくれる家族がそばにいなくて、友人が届けを出すしかなかったなんて。鑑定ラボにもっと予算が付いて、検査待ちの行列がなくなることを心から願うよ。
9. 謎の名無しさん(>>8への返信)
俺も家族から遠く離れて暮らす大人だから、もし消えたら通報してくれるのは同僚あたりだろうし、それだって数日はかかるはずだ。友人が届けを出したからといって、家族がいないとは限らないよ。
10. 謎の名無しさん(>>9への返信)
それもそうだね。私は親の近くに住んでた頃から毎日電話してたから、たぶん少数派なんだ。今は母と同居してるけど、兄は今でも毎日母に電話してくる。あなたの近くにも友達がいることを願ってるよ。
11. 謎の名無しさん
こういう消え方をした人のニュースを見るたびに、ロバート・ホーグランドの話を思い出してしまうんだよな。
12. 謎の名無しさん(>>11への返信)
2010年代にコネチカット州で「失踪」した男性の話だね。空港に妻を迎えに来なかったきり行方不明になって、実は160kmほど離れた町に移り住んでた。離婚したばかりの男性から部屋を借りて、社用車付きの土地調査関係の仕事に就いて——9年後に亡くなったとき、ようやく本当の身元が分かった。世の中の腐敗に幻滅したのが理由だったらしい。日記には妻と息子たちへの愛が綴られてたそうだ。家族には今でも理解しがたい、つらい話だと思う。
13. 謎の名無しさん
ただ、ホーグランドのケースと今回が決定的に違うのは血痕の存在だよな。自分の意思で消える人間は血痕を残さない。犬を残し、血痕があり、携帯は電源オフ。「新しい人生」説に必要なピースがことごとく欠けてる。
14. 謎の名無しさん
デイビッドって、もしかして昔教師をやってなかった? 中学のときに同じ名前の先生がいたんだ。年齢も合うし、見た目の特徴も一致する。ただ、もっと北のベイエリアの人だったけど。
15. 謎の名無しさん(>>14への返信)
それってワーナー中学校のデイビッド・ソウザ先生のこと? その先生は2024年に最優秀教師に選ばれてるから、別人のデイビッド・ソウザだよ。
16. 謎の名無しさん(>>14への返信)
ググっても教師だったって情報は出てこなかった。ただ、Facebookでこんな主張をしてる人を見かけたんだ——「警察は犯人を知ってる。その男はデイビッドの鍵を全部持ってるところを見つかったし、デイビッドの車をサリナスのディーラーに売り払ってた。車の中からは男の名前入りの帽子も出てきた。防犯カメラの写真も見たが、男の姿もデイビッドの姿も写ってる。警察は分かってて動いてないんだ」って。本当なら、なぜ写真を公開して情報提供を呼びかけないのか分からない。デイビッドは本当に優しくて思いやりのある人だったのに、と書いてあったよ。
17. 謎の名無しさん(>>16への返信)
あり得る話ではあるよね。捜査上の理由で表に出せないのかもしれないし、地元警察が優先順位を下げてるだけかもしれない。でも、Facebookの一個人の書き込みだけじゃ何も分からない。それ自体は証拠じゃないんだ。それと——叩かれるの覚悟で言うけど、綴りも句読点も文法もめちゃくちゃな文章を見ると、内容の信憑性にも少し慎重になってしまう。
18. 謎の名無しさん
別にあの書き込みが作り話だと言いたいわけじゃないんだ。ただ…なんというか、うまく説明できないけど、裏取りのできない話に全力で乗っかるのは違う気がする。傲慢に聞こえたら申し訳ないけど。
19. 謎の名無しさん
たぶん事件とは関係ないんだけど、デイビッドの名前ってすごくポルトガル系っぽく聞こえるんだよな。警察がこの事件の真相にたどり着いてくれることを願ってる。
20. 謎の名無しさん(>>19への返信)
その通りだよ。ソウザ(Souza/Sousa)はアゾレス諸島由来のポルトガル系の姓で、ごくありふれた名字なんだ。
21. 謎の名無しさん(>>20への返信)
知ってる。なんで自分でも分からないみたいな書き方をしちゃったんだろうね。ちなみにミドルネームのマチャド(Machado)は、ポルトガル語で「斧」っていう意味なんだ。
22. 謎の名無しさん
死体探知犬と地中探査レーダーまで入れて、「何が見つかったかは明らかにされていない」って表現が一番ゾワッとする。何もなかったなら「何も発見されなかった」と言えばいい。言わない、あるいは言えない理由があるんじゃないかと勘繰ってしまう。
23. 謎の名無しさん
セルフストレージと修理工場って、不特定多数の人間が日常的に出入りする商売なんだよな。契約客、業者、流れの持ち込み客。60歳で一人で切り盛りしてたなら、金銭トラブルや客とのいざこざの線は警察も当然洗ってるはずだ。
24. 謎の名無しさん
携帯の電源がオフってのも、考えれば考えるほど不気味だ。自分の意思で消えるなら携帯は持っていくか処分するし、事故ならいずれバッテリーが切れるだけ。警察がわざわざ「電源が切られた状態と見られる」と言ってるのが引っかかるんだよ。
25. 謎の名無しさん
最後の目撃が7月25日で、通報が29日。この4日間が痛い。人里離れた場所で一人暮らしの自営業者だと、異変に気づかれるまでどうしてもタイムラグが出る。初動が勝負と言われる失踪事件で、4日のハンデは大きすぎる。
26. 謎の名無しさん(>>25への返信)
それでも4日で気づいて動いてくれた友人がいたのは救いだよ。上のコメントにもあったけど、一人暮らしの大人なんて、下手したら何週間も誰にも気づかれない。彼の異変を4日で察知してもらえる程度には、ちゃんと人とつながってた人だったんだ。
27. 謎の名無しさん
警察が通話記録、銀行記録、監視カメラ映像をまとめて精査してるってことは、少なくとも「どの方向の事件か」の見当はつけてるはず。複数の鑑定機関に検査を出してるって話だから、結果が揃ったタイミングで一気に展開する可能性はあると思う。
28. 謎の名無しさん
残された犬たちのことが頭から離れない。飼い主が帰ってこない理由も分からないまま、あの敷地で待ってたんだよな。どうか今は誰かがちゃんと世話をしてくれていますように。
29. 謎の名無しさん
この事件、起きてからまだ1年も経ってないんだよな。鑑定結果待ち、令状は執行済み、監視カメラも精査中。コールドケースって言葉を使うにはまだ早い。動くとしたら、むしろこれからだと思う。
30. 謎の名無しさん
サンベニート郡保安官事務所が事件番号付きで情報提供を呼びかけてる。スレ主も言ってたけど、こういう「情報が少なすぎる事件」こそ、拡散が解決の糸口になるんだ。あの日のサンフアン・ハイウェイで、誰かが何かを見ているはずなんだよ。
未解決の謎
デイビッド・ソウザさんの失踪は、公表されている情報があまりに少ない。分かっているのは、彼が7月25日までいつも通りの生活を送っていたこと、犬と車と商売がそのまま残されたこと、敷地と手押し車に血痕があったこと、そして携帯の電源が切られていること——それだけだ。
最大の謎は、やはり血痕の正体だろう。失踪から1か月以上が経った報道時点でも、それが人間の血か動物の血かすら公表されていない。捜査上の戦略なのか、単に鑑定が追いついていないのか。複数の法医学鑑定機関に検査を委ねているという警察の説明は、結果次第でこの事件が「失踪」から「殺人」へと一気に姿を変える可能性を示している。
そしてもうひとつ。死体探知犬と地中探査レーダーまで投入された敷地の捜索で、何が見つかったのかは今も語られていない。この沈黙が意味するものは何なのか。
「愛犬を残して消える飼い主はいない」——スレッドで最も支持を集めたこの一言が、この事件の不気味さのすべてを言い表している。デイビッド・ソウザさんはどこへ消えたのか。続報を待ちたい。
