1994年9月26日、英国リンカンシャー州の静かな住宅地で、38歳の母親ジュリー・ペイシーさんが自宅浴室で殺害された。数日前から青い作業着の不審な男が家を訪れ、当日も彼女の車を追うように走る姿を複数の人が見ていた。犯人とみられる完全なDNAプロフィールは得られているが、英国のデータベースには一致がない。事件から32年、顔の似顔絵とDNAを残した男は今も特定されていない。
事件の概要
🗓️ 発生日:1994年9月26日、午後3時20分〜4時15分ごろ
🌫️ 場所:英国リンカンシャー州グランサム、ロングクリフ・ロードの自宅
👤 被害者:ジュリー・ペイシーさん(当時38歳、2児の母)
🔍 手がかり:青い作業着の男、暗色BMW、持ち去られた腕時計、犯人由来とみられるDNA
🕯️ 現在:DNAは全国データベースに一致せず、リンカンシャー警察が情報提供を継続
ジュリーさんは保育施設でパート勤務し、夫と14歳の娘、11歳の息子と暮らしていた。事件当日は午後2時45分ごろ帰宅し、一度買い物へ出た後に戻ったとされる。午後4時15分ごろ、学校から帰った娘が浴室で母親を発見した。侵入の痕跡はなく、家からなくなったと確認されたのは旅行先で買った安価な腕時計だけだった。
判明している事実
3日前に家へ入った作業着の男
9月23日、青い作業着の男が家を訪ね、道を尋ねながら玄関内へ入った。訪ねてきた少女が近づくと男は立ち去り、少女の証言から詳細な似顔絵が作られた。
事件当日に車を追った目撃
9月26日午後、同じ特徴の男がジュリーさんの車の前へ飛び出し、通過後に車の進行方向へ走ったという。翌朝にも芝生を蹴って何かを探す姿が目撃された。
侵入痕なし、腕時計だけが消える
大きな争いの痕跡はなく、鍵が玄関に残されていたため容易に入れた可能性がある。約10ポンド相当の腕時計は今も見つからず、犯人が持ち去ったとみられる。
完全なDNAはあるが一致なし
2015年、改良されたDNA-17技術によって犯人とみられる完全なプロフィールを作成。しかし英国全国DNAデータベースとの照合では一致しなかった。
主な仮説
仮説1:作業員を装い下見した計画的犯行
男は事件前から住宅地で異なる場所への道を尋ね、家へ入った。作業着で警戒を下げ、家族の予定や侵入方法を確認していたとすれば、一連の不自然な行動に筋が通る。
仮説2:暗色BMWに乗った共犯者がいた
家の近くや車庫前でBMWを見たという複数証言がある。作業着の男が徒歩で移動し、別の人物が車で支援した可能性はあるが、家族はジュリーさんがその車を使ったことを否定している。
仮説3:面識のある人物が作業着で近づいた
強制侵入や長い争いがなかったことから、ジュリーさんが相手を知っていた、または訪問者として警戒せず入れた可能性がある。DNA不一致は前科のない人物だったことを示すかもしれない。
海外の反応
1. 謎の名無しさん
なぜ犯人が事件の前後に人へ道を尋ね、こんなに顔を覚えられる行動をしたのか理解できない。
2. 謎の名無しさん(>>1への返信)
現実の犯人は犯罪ドラマの天才ではない。不自然な行動を重ねても、証拠が名前へつながらなければ逃げ切ることがある。
3. 謎の名無しさん(>>1への返信)
普通の作業員を演じて目立たないつもりが、逆に何度も道を聞く奇妙な人物として記憶されたのかもしれない。
4. 謎の名無しさん
青い作業着は住宅地で怪しまれにくい服装だ。修理や配達を装えば、昼間に玄関へ近づいても自然に見える。
5. 謎の名無しさん
完全なDNAがあるのに一致しないなら、前科のない一度限りの犯人か、国外へ移った人物の可能性もある。
6. 謎の名無しさん(>>5への返信)
英国で捜査系譜学を限定的にでも使える制度が整えば、この事件はかなり有望な候補になると思う。
7. 謎の名無しさん
Crimewatchの再現俳優が視聴者に通報され、DNAまで採られた話は、再現映像の危うさをよく示している。
8. 謎の名無しさん
俳優の顔が容疑者像として記憶に固定されると、本物の記憶まで書き換わる。善意の情報提供でも混乱を生む。
9. 謎の名無しさん(>>8への返信)
再現では、証言にない特徴を足さない工夫が必要だ。小さなほくろ一つでも視聴者の記憶へ入り込んでしまう。
10. 謎の名無しさん
安価な腕時計だけを持ち去ったのが不気味だ。金銭目的ではなく、記念品として選んだ可能性を考えてしまう。
11. 謎の名無しさん
ただし侵入盗が途中で混乱し、手近な物だけ取って逃げた可能性もある。価値の低さだけで動機は決められない。
12. 謎の名無しさん(>>11への返信)
時計が本当に犯人に奪われたのか、事件前に紛失していたのかも確認したい。象徴的な手がかりほど慎重さがいる。
13. 謎の名無しさん
BMWの目撃が複数あるのに、作業着の男は徒歩で何度も見られている。二つの手がかりがどう結びつくのか分からない。
14. 謎の名無しさん
家族の知人がジュリーさん自身とBMWを見たという証言まであるなら、単純な見間違いでは片づけにくい。
15. 謎の名無しさん
侵入痕がないのは面識の証明ではない。昼間に作業着の男が道を聞けば、善意でドアを開ける人は多かった時代だ。
16. 謎の名無しさん(>>15への返信)
1994年の英国の静かな住宅地なら、今ほど訪問者を疑わなかっただろう。地域の感覚を現代基準だけで測れない。
17. 謎の名無しさん
事件の3日前に家へ入り、当日に車を追ったなら、偶然の通行人よりジュリーさんを狙っていた人物に見える。
18. 謎の名無しさん
翌朝も同じ服で芝生を蹴っていたという目撃は奇妙だ。落とし物か、犯行に関わる物を探していたのだろうか。
19. 謎の名無しさん
似顔絵が詳しく、DNAもある。手がかりの量と事件が解けない長さの落差が、この事件の怖さだと思う。
20. 謎の名無しさん
同じ町で数か月前に起きた別の女性殺害との関連も調べられたが、共通犯と示す決定的な証拠はない。
21. 謎の名無しさん
複数事件を結びつけると注目は集まるが、違う犯人なら捜査の焦点をぼかす。DNA比較ができる部分は徹底してほしい。
22. 謎の名無しさん(>>21への返信)
関連を否定するにも科学的比較が必要だね。似た状況だけで同一犯とも、無関係とも決められない。
23. 謎の名無しさん
娘が学校から帰って母親を発見したことを思うと胸が痛い。未解決のままでは、その日の記憶に区切りもつかない。
24. 謎の名無しさん
警察が作業着の男へ「DNAで除外できるから名乗って」と呼びかけたのは合理的だが、本人は一度も現れなかった。
25. 謎の名無しさん(>>24への返信)
無関係なら名乗るはずと思いたくなるが、別の事情で警察を避ける人もいる。不出頭だけで犯人とは断定できない。
26. 謎の名無しさん
500人以上を同じ曜日、同じ時間帯に止めて聞き込みした初動は大規模だ。それでも名前に届かなかった。
27. 謎の名無しさん
当時の証拠から後年に完全なDNAを得られたのは救いだ。保存状態と科学の進歩が最後の扉を残している。
28. 謎の名無しさん
犯人が今も生きていれば60代後半ほど。時間が残っているうちに、家族が法廷で答えを聞けてほしい。
29. 謎の名無しさん(>>28への返信)
本人が亡くなっていても、DNAで名前を確定する意味はある。責任の所在と家族の疑問は記録として残せる。
30. 謎の名無しさん
似顔絵、作業着、BMW、時計、DNA。ばらばらの手がかりを一人の実名へつなぐ最後の情報が待たれている。
未解決の謎
「青い作業着の男」は同一人物だったのか。3日前に家へ入った男、事件当日に車を追った男、翌朝に芝生を探した男がすべて同じなら、長期間の下見と犯行後の回収行動が見えてくる。だが目撃証言だけでは、その連続性を科学的に証明できない。暗色BMWの役割も、家族の説明と目撃が食い違ったままだ。
最大の鍵は、犯人由来とみられる完全なDNAプロフィールだ。全国データベースには一致しなかったが、将来の登録、国際照合、法的枠組みが整った捜査系譜学によって名前へ届く可能性がある。腕時計の所在と作業着の男の身元が分かれば、なぜ普通の月曜午後にジュリーさんが狙われたのかも解けるかもしれない。


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