【1996年】「二度と懐中電灯を買わずに済みますように」——小包の手紙に追伸を書いたのは誰か

【1996年】「二度と懐中電灯を買わずに済みますように」——小包の手紙に追伸を書いたのは誰か 未解決事件

1996年12月12日、カナダ・オンタリオ州の小さな集落モファット。クリスマスを2週間後に控えた雨の木曜日、ウェイン・グリーヴェットさん(42歳)の自宅に、リボンの掛かった小包が郵便で届いた。中身は、緩衝材代わりのチラシと、タイプで打たれた1通の手紙、そして懐中電灯だった。

手紙は、機械の修理の見積もりを頼む仕事の依頼だった。当時21歳の息子が懐中電灯のスイッチを入れてみたが、明かりは点かなかった。それを受け取ったウェインさんがボタンを押した瞬間、懐中電灯は手の中で爆発した。手紙の追伸は、こう結ばれていた。「どうぞ良いクリスマスを。そして、あなたが二度と懐中電灯を買わずに済みますように」。差出人が誰なのかは、30年近くたったいまも分かっていない。海外掲示板では、この手紙の書き手をめぐって議論になっていた。

事件の概要

🗓️ 発生日:1996年12月12日(木曜日)

🌫️ 場所:カナダ・オンタリオ州グエルフ近郊の集落モファット(被害者の自宅)

👤 被害者:ウェイン・グリーヴェットさん(42歳)。飲料の充填・包装の業界で長く働いてきた

🔍 状況:郵便で届いた本人宛ての小包に、仕事の依頼を装った手紙と懐中電灯が入っていた。スイッチを押した瞬間に爆発した

🕯️ 結末:ウェインさんはほぼ即死。同じ部屋にいた妻と息子は軽傷。差出人は特定されず、2026年10月時点で未解決

ウェインさんは、人生の大半を飲料の充填・包装の業界で過ごしてきた。妻とは15歳のときに出会い、妻が17歳のときに結婚して、娘と息子を1人ずつ授かっている。機械に強く、事件当時は夫婦で、モファットの広い農場に湧き水のボトリング(瓶詰め)工場を立ち上げる準備を進めていた。設備はウェインさん、物流まわりは妻が受け持つ分担だったという。

一家は、この年の6月に、近くの町アクトンからモファットへ移ってきたばかりだった。どちらもトロントの西に広がる農村地帯にある。

以下の経過は、事件からちょうど25年にあたる2021年12月12日に海外掲示板へ投稿されたまとめに沿っている。投稿は、カナダの公共放送CBCが2018年に配信したポッドキャスト『Someone Knows Something』のシーズン4などをもとにしている。この記事で同番組から補った箇所は、そのつど断っている。

判明している事実

先にスイッチを入れたのは息子だった
その日は冷たい雨が降っていた。カナダの農村部では、郵便受けは家から離れた道路沿いに立っていることが多い。当時21歳の息子は、トラックに給油しに出かけるついでに一家の郵便受けをのぞいた。入っていたのは何通かの郵便物と、父親宛ての小包がひとつ。息子は家に戻ってから、それを父親に渡した。

ウェインさんが包みを開けると、緩衝材代わりの折り込みチラシと、手紙と、懐中電灯が出てきた。ウェインさんが手紙を読んでいるあいだに、息子が懐中電灯を点けようとしたが、何も起きなかった。息子から懐中電灯を渡されたウェインさんは、ソファに座ったままスイッチを入れようとした。ボタンを押した瞬間、懐中電灯は手の中で爆発した。

隣に座っていた息子と、同じ部屋にいた妻も爆発に巻き込まれたが、どちらも軽傷で済んだ。息子がすぐに緊急通報したものの、救急隊が着いたときには手の施しようがなかった。ウェインさんは、ほぼ即死だったとされる。

バーコードを切り取ったワインの箱と、地元にしか配られないチラシ
小包は、外側が白、内側が深緑の包装紙でくるまれていた。中にあったのは、「ドメーヌ・ドール」というカベルネの赤ワインが1本入っていた箱。箱の上部には、長方形の穴がきれいに切り抜かれていた。バーコードを取り除いて、どの店で買ったワインなのかをたどれなくするためだった、と捜査員はみている。

箱の隙間にはチラシが詰められていた。ほとんどはオンタリオ州南部で広く配られていたものだったが、1枚だけ違った。モファットから約20キロ離れたミルトンにある建材店「コープランド・ランバー」のチラシで、ミルトン周辺にしか配られていなかった。差出人はこの地域の人間ではないか、という見立ての根拠になっている。

その日の配達には、配達員の母親が孫を連れて同乗していた。CBCのポッドキャストで彼女は、小包にはとても凝ったリボンが掛かっていて、孫が持ち上げられるほど軽かったと話している。

懐中電灯は水に浮くランタン型で、長さ約23センチ、高さ約15センチ。爆発物は、鉱山などで使われる産業用の含水爆薬(エマルション爆薬)だった。包みの残骸からは毛髪が2本見つかったが、毛根が付いておらず、個人を特定できる核DNAの型は得られなかった。オンタリオ州警察(OPP)は米連邦捜査局(FBI)の協力を得てミトコンドリアDNA※の解析を試みたものの、捜査の進展にはつながっていない。

※ ミトコンドリアDNA:母親から子へ受け継がれるDNA。毛根のない毛髪からも調べられるが、母方の血縁者は同じ型になるため、これだけで個人を絞り込むのは難しい。

仕事の依頼を装った手紙と、その追伸
同封の手紙は、仕事の依頼の形をとっていた。差出人の名は「ウィリアム・J・フレンチ」。仲間と年明けに「アクトン・ホーム・プロダクツ」という新しい事業を始めるので、機械の修理の見積もりを出してほしい、という内容だ。数年前に自分のいた会社の仕事をウェインさんにしてもらったことがある、とも書かれていた。CBCのポッドキャストで読み上げられた文面には、「あなたは私を覚えていないでしょうが、リサと、配達係のジョーならおそらく覚えています」という趣旨の一文がある。

「リサ」と「ジョー」は実在の人物で、ウェインさんが以前勤めていた飲料機器の会社で、事務と配送を担当していた同僚だった。手紙が最初に公開されたとき、2人の名前は伏せられていた。同番組によれば、手紙に打たれた「Lisa」という綴りは、本人が実際に使っている綴りとは違っていたという。

文面はくだけていて、古い知り合いに宛てたような親しげな調子だった。ところが、家族の誰も「ウィリアム・J・フレンチ」という人物を知らなかった。「アクトン・ホーム・プロダクツ」という会社が作られた事実はなく、手紙に書かれたアクトンの住所は実在しない。郵便番号は、アクトンから約10キロ離れたジョージタウンの住宅地のものだった。

そして追伸には、こうあった。「引っ越されたとは知りませんでした。探すのに少し手間取りました。どうぞ良いクリスマスを。そして、あなたが二度と懐中電灯を買わずに済みますように」。書き手は、スイッチを入れたら何が起きるのかを知っていたことになる。

ピリオドのあとに必ず入る縦の線
鑑定の結果、手紙はスミス・コロナ社の電動タイプライターで打たれたものと分かった。全文が大文字で、書体は「スクリプト10/12」。印字に使われたデイジーホイール※の番号は「59543」だった。

※ デイジーホイール:電動タイプライターの印字部品。放射状に並んだ細い腕の先に活字が付いていて、交換すれば書体を変えられる。

この手紙の印字には癖がある。ピリオドのあとに、必ず縦の線が入っているのだ。ホイールの腕が曲がっていたためとみられている。同番組によると、警察は同じ書体と癖をもつ文書をほかに探したが、見つかっていない。

郵便局で新しい住所を尋ねた2人の男
追伸の「探すのに少し手間取りました」には、符合する出来事がある。事件の前月にあたる1996年11月ごろ、一家が以前住んでいたアクトンの郵便局に2人の男が現れ、それぞれ別の相手に、グリーヴェット家の新しい住所を尋ねていたのだ。OPPは2人の似顔絵を作って公開したが、どちらも身元は分かっていない。

小包がどこで投函されたのかも特定されていない。CBCのポッドキャストによると、郵便局の建物の外にある投入口か街なかのポストに入れられたとみられ、切手は料金不足で送り返されないよう必要以上に貼られていた。これまでに逮捕・起訴された人物はいない。

主な仮説

仮説1:仕事上のもめごとを抱えていた相手による報復

手紙は、機械の修理という、ウェインさんの本業そのものを口実にしている。かつての同僚2人の名前まで出てくる以上、書き手はこの業界か、以前の職場と何らかの接点があったと考えるのが自然だ。ウェインさんは事件の数年前に以前の勤め先を離れていて、その前後に仕事上のもめごとがあったと伝えられている。自前のボトリング工場が動き出せば、同業者と競い合う立場にもなる。弱点は、物証が特定の誰にも結びついていないこと。同僚の名前の綴りを間違えている点も、職場の内側にいた人間が書いたという見方とは噛み合いにくい。

仮説2:私的な恨みによる犯行

個人の家に爆発物が送りつけられる事件は、復讐が動機になっていることが多い、という指摘がコメント欄にあった。追伸の「二度と懐中電灯を買わずに済みますように」は、仕事の依頼文には必要のない一文で、相手の身に起きることを前もって面白がっているように読める。ただ、仕事を離れた人間関係から具体的な動機が見つかったという情報は、元の投稿にない。手紙の本文が終始仕事の話であることも、この説だけでは説明しにくい。

仮説3:複数の人間が関わっていた

郵便局で住所を尋ねた男は2人いた。追伸にも「引っ越されたとは知りませんでした」とある。差出人は一家の引っ越し先を知らない程度には遠い人物だったことになり、恨みを持つ誰かが実行を別の人間に任せた、あるいは何人かで動いた、という見方が出てくる。CBCのポッドキャストは、水のビジネスをめぐる利害や、犯罪組織が関わっていた可能性も取り上げた。ただ、2人の男が小包に関係していたという証拠はなく、組織が絡んだ犯行にしては、追伸の調子が個人的にすぎる。

仮説4:スイッチを押すのは誰でもよかった

小包は、家族と暮らす家に届いた。実際、先にスイッチを入れたのは息子だった。リボンの掛かった包みは、クリスマスまで置かれて、家族がそろった場で開けられることもありえた。差出人はウェインさん1人を確実に狙ったのではなく、誰が犠牲になっても構わないと考えていた、という見方だ。ただし、宛名も手紙の中身もウェインさん個人に向けて作り込まれていて、標的が本人だったこと自体は動かないように見える。

海外の反応

1. 謎の名無しさん
何人もが暮らす家に、懐中電灯に見せかけた爆弾を小包で送る。1人を狙う方法としては、あまりに不確実だと思う。爆弾って、こっそり済ませる手段じゃなくて、世間に見せつけるための手段なんだよね。

2. 謎の名無しさん(>>1への返信)
相手を「罰する」つもりの人間なら、誰が犠牲になってもよかったのかもしれない。自分宛ての荷物のせいで家族が傷つくところを目の前で見せられる。それも同じだけの罰になる、と考えた可能性はある。

3. 謎の名無しさん(>>1への返信)
しかも、失敗しても相手の人生は壊せる。たとえ不発に終わったとしても、「自分を殺そうとした人間がどこかにいる」と知ってしまったら、もう普通には暮らせない。どこまでも残酷なやり方だよ。

4. 謎の名無しさん
個人の家に爆弾が送りつけられる事件は、ほとんどが復讐を動機にしていると言われる。ただ命を奪うだけでは足りなくて、相手の存在ごと消し去りたいというほどの、度を越した憎しみがあるんだと思う。

5. 謎の名無しさん
あの追伸には本当にぞっとした。「良いクリスマスを。あなたが二度と懐中電灯を買わずに済みますように」。これを打ちながら、書いた人間は何を考えていたんだろう。

6. 謎の名無しさん
手紙の書き手は、元同僚2人の名前は知っているのに、正しい綴りは知らなかった。少なくとも、あの職場と何かしらのつながりがあった人物だとは言えそう。当時の職場の周辺は、どこまで調べられたんだろう。

7. 謎の名無しさん
リサさん本人は、普段どちらの綴りを使っていたのかな。書類で名前を目にしていた人なら、正しい綴りを知っているはず。名前を耳で聞いていただけの人が書くと、ああいう間違い方になる。

8. 謎の名無しさん(>>7への返信)
逆に、それほど親しくないと思わせるために、わざと綴りを間違えた可能性もあるんじゃない? まあ、さすがに深読みしすぎかな。

9. 謎の名無しさん
2018年にポッドキャストで聴いたとき、あの偽名には何か意味があるはずだと感じた。それに「あなたは私を覚えていないでしょうが、リサとジョーなら覚えています」の一文。解決したら、2人の知っている人物だったと分かるんだと思う。

10. 謎の名無しさん(>>9への返信)
手紙に名前を出された2人が、警察にどう話したのかを知りたい。信用させるためだとしても、なぜわざわざあの2人だったんだろう。

11. 謎の名無しさん
気になったのは、「年が明けるまでは何もするつもりはない」「年明け早々のお返事を楽しみにしています」と、やたら年明けの話をしているところ。クリスマスまで開けられないと思っていたんじゃないかな。リボンが掛かっていたなら、ツリーの下に置かれると踏んでいたのかも。偽名のほうは、たぶん深い意味はない。手紙の最後には誰かの名前が要る、というだけで。

12. 謎の名無しさん
悪質なのは、懐中電灯という選び方だと思う。クリスマスに懐中電灯を贈る人はあまりいないけど、もらったら、ほとんど反射的にスイッチを入れてみるものだから。

13. 謎の名無しさん(>>12への返信)
でも、かなりの賭けじゃない? 試しに点けてみる人ばかりじゃなくて、そのまま物置にしまって忘れる人だっている。確実にスイッチを入れてもらえる保証なんて、どこにもなかったはず。

14. 謎の名無しさん
先に息子さんがスイッチを入れていた、というところで息が止まった。そのときは何も起きなかったのに、父親がスイッチを入れたら爆発した。どうしてそうなったのかは説明されていないけど、紙一重だったことだけは確かだよね。

15. 謎の名無しさん
住所を尋ねた男が2人いて、しかも別々の相手に聞いている。となると、ひとりでやった犯行ではなさそうだ。しかも危うく狙いを外して、息子さんのほうが犠牲になるところだった。

16. 謎の名無しさん
似顔絵の2人、自分には同じ人物に見える。片方から眼鏡を外して、髪を短く切っただけというか。たぶん別人なんだろうけど、似顔絵を正確に描くのは難しいからね。

17. 謎の名無しさん(>>16への返信)
髪を切ったのだとしたら、毛根のない毛が2本出てきたこととも辻褄は合う。住所を聞き出したあとで髪を切って見た目を変え、それから荷造りをした、とか。想像でしかないけどね。

18. 謎の名無しさん
そもそも一家はなぜ引っ越したんだろう。引っ越しから小包が届くまで、半年しかたっていない。それと、あのタイプライターは今ごろどこかの湖の底だろうね。

19. 謎の名無しさん(>>18への返信)
1996年ならパソコンはもう普及していたけど、タイプライターを現役で使っている人もまだ大勢いた。借り物で、持ち主は自分の機械が使われたと気づいていない可能性もあるよ。

20. 謎の名無しさん(>>18への返信)
ただ、電動のタイプライターとなると、持っている人はぐっと減る。家で使うだけなら、変わった書体のホイールをわざわざ買わないし、部品が傷むほど使い込みもしない。あの手紙は、職場か、職場のお下がりの機械で打たれたんだと思う。

21. 謎の名無しさん
グエルフ在住で、モファットもよく車で通るのに、この事件は初めて知った。オンタリオ州では、お酒は州が管理する店で買うのが基本。ワインの購入先をたどれていれば、かなり絞り込めたはずなんだよね。バーコードを切り取ったのは、それを分かっていたからだと思う。

22. 謎の名無しさん
チラシ1枚で「犯人は地元の人間」と決めるのは、少し早い気がする。チラシなんて職場にも車の中にも転がっているものだし、捜査の目をそらすために、わざと混ぜることだってできる。

23. 謎の名無しさん
自分のボトリング工場を始めようとしていたことと、関係があるんじゃないかな。独立するときに顧客を連れていったとか、一緒に始めるはずだった相手を外したとか。ただの思いつきだけど。

24. 謎の名無しさん(>>23への返信)
自分は、職場の内輪というより、こじれた商談の線を考えたい。手紙そのものが商談の形をとっているわけだし。持ちかけた話を断られて、逆恨みした人物がいたのかもしれない。

25. 謎の名無しさん
誰かに恨まれている人なら、世の中に珍しくない。でも、その恨みを爆弾にして郵便で送ってくる相手となると、話がまるで違う。凶器に爆弾が選ばれたこと自体が、この事件のいちばん異様なところだと思う。

26. 謎の名無しさん(>>25への返信)
当時のカナダでは、バイカーギャングの抗争※で爆弾が使われる事件が続いていた。爆発物を扱える人間がまったくいない時代ではなかった、ということは頭に置いておきたい。

※ バイカーギャングの抗争:1990年代半ばから、カナダ東部のケベック州を中心に、オートバイ乗りの犯罪組織どうしが争った。この事件との関連は確認されていない。

27. 謎の名無しさん
被害者を責めるつもりはまったくないんだけど、知らない相手からの手紙に懐中電灯が付いてきたら、少しは怪しいと思わなかったのかな。

28. 謎の名無しさん(>>27への返信)
疑えというほうが無理だと思う。クリスマス前にリボンの掛かった包みが届いて、手紙には昔の同僚の名前まで出てくる。仕事の依頼に、ちょっとした贈り物が添えてあるようにしか見えないよ。

29. 謎の名無しさん
この事件を扱ったポッドキャスト『Someone Knows Something』のシーズン4は、聴いていて本当に胸が痛む。それでも、奇妙な事件をとことん掘り下げた番組が好きな人にはすすめたい。

30. 謎の名無しさん
家族の目の前で、あんな亡くなり方をしたのかと思うとつらい。残されたご家族が、いつか答えにたどり着けますように。

未解決の謎

元の投稿は、事件から25年の日に書かれた。それから5年近くがたった2026年10月の時点でも、調べた範囲では、差出人が特定された、あるいは誰かが逮捕・起訴されたという報道や発表は確認できない。地元の匿名通報窓口「クライムストッパーズ」は、いまも事件を未解決として載せ、報奨金を掲げて情報提供を呼びかけている。2026年12月12日で、事件から30年になる。

手がかりは、けっして少なくない。癖のある印字、ミルトン周辺にしか配られなかったチラシ、バーコードを切り取ったワインの箱、2本の毛髪、住所を尋ねた2人の似顔絵。それでも、どれも差出人にはたどり着いていない。毛髪には毛根がなく、同じ癖のある印字はほかに見つからず、差出人の名前も会社も住所も作りものだった。

元の投稿は、いくつかの問いを残している。爆弾を作ってまでウェインさんを消したかったのは誰なのか。その人物に、ウェインさんは何をしたというのか。なぜ家に直接届けず、郵便で送ったのか。そこへ、手紙を読んだ人たちの疑問が重なる。書き手はなぜ、元同僚2人の名前を出したのか。

ウェインさんが開けた手紙には、返事を楽しみにしていると書かれていた。返事を出す先は、どこにもなかった。投稿の筆者は、残された妻と2人の子どもが少しでも安らぎを得られること、そして「誰がウェイン・グリーヴェットを殺したのか」という問いにいつか答えが出ることを願って、まとめを結んでいる。

出典:r/UnresolvedMysteries 元スレ

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